タイトルにある、C級コーチライセンスを取得してからがコーチの始まり。というのはいかなるものか? それについて今回は書いていきたいと思います。
現在、スポーツ少年団やクラブチームでボランティアとして活動されているコーチの方々は多いことでしょう。
しかし独学で始めた、もしくは自分が学生の頃に指導を受けてきた方法をそのまま取り入れている、など、様々だと思います。
そのような方々へ向けて、今現在のバスケはどういった指導がいいか?どういった思考で取り組むべきか? 少しでもアドバイス的な内容になれれば幸いです。
まず、
JBAのライセンス体系はこんな感じです。
まずはE級をeラーニング(パソコンやスマホを使ったweb)で取得。
受講料や登録費用などお金が少しかかります。(詳しくはJBAの公式ホームページを参照ください)
そしてE級を取得することによってD級の申し込みが可能。
集合講習で2日間だったね。
講習参加費や登録費用など諸々お金がかかります。(これも詳細はJBAで)
その2つのステップを経てC級コーチライセンスの講習会が申し込めます。
集合講習で3日間。
費用も先程の2つよりかかります。
で、自分はC級コーチライセンスを取得しております。
それぞれのライセンスを簡単に言うと、
E級でバスケの歴史やルールの基礎知識、
D級では主に個人スキル。アップの考えやフットワークの考察、個を鍛えるをテーマにコーチとしての取り組み方やアイディアを考える思考を養う。
C級にきてチーム戦術や戦略、チームオフェンスやチームディフェンス、チームとしての指導方法をテーマに考えていく形となってました。
これを見てもらうとわかる通り、チームのヘッドコーチをやるのであればC級取得は必須であるだろうと。
ヘッドコーチをやるとしたら当然チームを試合に連れていき、その試合を指揮して勝利を目指すわけですから、チームワークやチームプレイの考察は必要です。
その基礎となる知識の考え方を学べるのがまずはC級。
大会のレベルも上がってくればチームに1人C級コーチライセンス取得者が必要などと責任も増えてきます。
そして1番重要なの事は、講習会を受けてライセンスを取得したからといっても指導の仕方の答えがそこにあるわけではなく、あくまでも戦術、戦略、チームプレイ等をこれから考えていく上でのきっかけがC級コーチライセンス取得だということ!
特にスーポーツ少年団等のミニバスでは、保護者から手伝い出始めるのをきっかけに徐々にコーチとなる方が多く、なかなかD級以上を取得している人はいないようです。
独学でコーチングしたり、過去に自分がやってきた練習メニューをやる人が大半で、地方では新しいバスケが生まれていないのも現状のようで。
そういった観点からもまずはコーチ自身が学習したりスキルアップしたり、現代の新しいバスケを取り入れるのが必要。はたまた、新たなる閃きや全く今までに無かったような斬新な発想など、これからの世代を育成するコーチには求められている。
よって上記のような理由から、『コーチは C級コーチライセンスを取得してからがスタート!』だと思ってます
これからコーチを始める、もしくは現在コーチをしている方々には是非C級コーチライセンスを取得してから現場で活躍してもらいたいです!
単純に講習会を受講するだけで違うカテゴリーのコーチの方々や講師(デベロッパー)の方々と意見交換できたり情報交換できたりと良い経験になりますので👍
とゆうわけで、皆で一緒により良いバスケライフを過ごしていきましょう‼️