みなさんごきげんよう。
グッドコーチ企画も最終章となりました!今回は『組織力を高める』といったテーマで発信します。
(このブログでは著者がコーチ養成講習会や各種研修会などで学んだことをアウトプットしていきます。)
グッドコーチになろう!ということでシリーズでお送りしてますが、前回までは主に自分自身についての事が多かったです。
今回は組織力を高めるということで、チームにとってどのような意識で臨むべきか?こういったことをポイントとして学んでいければなと思います。
そして今回の最後に「グッドコーチなろう!総まとめ」
より一人でも多くのグッドコーチが誕生し、バスケを習う子ども達に良い環境が提供できることを願います。
よかったら最後までお付き合いください。
組織力を高める
組織力を高めるポイントとしては以下の三点があげられます。
ポイント
①組織としてのあり方を高める
②組織としての適応力を高める
③バスケットボールの価値を高める
あり方、適応力、そしてまたしても出てきましたバスケットボールの価値!?
今回は組織として、バスケの価値を高めるについて考えていきます。
ではこの3点のポイントについて詳しく見ていきましょう。
①組織としてのあり方を高める
▼チーム文化
→チームを通して価値観や習慣を共有すること
▼チーム目標
→メンバーみんなで目指すべきゴール設定
▼チーム体制の明確化
→1人1人がどういった役割を持って活動していくか
etc...
②組織としての適応力を高める
▼事故などへの緊急対応マニュアルの作成
→コーチだけに限らず、スタッフや保護者にも認知してもらうことが大事。特にAEDの使い方や設置場所の把握は必須。
▼再発防止の検討
→再発防止策や予防策の話し合いや意見交換は大切
etc...
③バスケットボールの価値を高める
▼社会におけるチームの役割・貢献
→バスケのチームとして如何なる社会貢献が出来るか?しっかりと考え、取り組むべき。
etc...
ここでもこの話題が出てきたことからわかるように、個人としてもチームとしても、グッドコーチになるということはバスケットボールの価値を高めることに繋がるということですね。
グッドコーチなるということはバスケの価値を高める! バスケの価値を高めるということはグッドコーチになれる!
まとめ
短い内容ではありますが、今回は『組織力を高める』といったテーマで書いてみました。
チームの文化を築き、目標と目的を明確にしてチームをスタートすること。
緊急事態や不測の事態にも対応できるよう、マニュアル化し全員で共有すること。
そして今一度、バスケットボールの価値をチームとして高めていきましょう!
学びをしても、自チームに帰ってからは更なる考察が必要となります。
ここに書いてあることは1つのキッカケにすぎませんので、ぜひ持ち帰っていただき、更に良いアイディアを導き出していただけたらと思います。
グッドコーチになろう!総まとめ
今回4シリーズに分けてグッドコーチになろう!企画をアウトプットしてみました。
グッドコーチになるために個人として出来ること、チームとしてやるべきこと、様々ありましたね。
インテグリティを基本とし、個人としては人間力を高める&指導力を高める。チームとしては組織力を高める。
自己中心的ではグッドコーチにはなれません、勝利至上主義は無くしましょう。アスリートセンタードコーチングの精神で取り組み、LTAD「長期選手育成理論」を用いることが必須。
組織としてはチーム文化、目標、体制の明確化、適応力の強化。自分だけが出来ていてもチームとしては成り立ちません。情報を共有しましょう。
そして個人としてもチームとしても、バスケットボールの価値を高めることがグッドコーチ、グッドチームへの責務。リスペクトを忘れずに活動していきましょう。
注意ポイント
クリーンバスケット、クリーンザゲーム~暴力暴言根絶~
これはJBAが掲げている宣言です。
http://tochigi.japanbasketball.jp/global-data/user11/20190408152211105.pdf
モラルに反した指導を
しない、させない、見過ごさない
暴力行為(体罰を含む)
暴言
パワーハラスメント行為
セクシャルハラスメント行為
暴力暴言は決して指導手段ではありません!
繰り返しになりますが、コーチはプレイヤーの事を第一に考え、責任ある行動をとること!
最後に、
「昔は~だった、、」とか「自分の頃は~だったから」などと、過去の事ばかりで学びのないコーチには魅力がありません。
過去は必要ないとは言いませんが、温故知新であるべき。
「現代のバスケは~」や「これからの新しいバスケは~」などと選手がワクワクするような今とこれからを学び続けるコーチこそがグッドコーチです!!
皆さんも是非これからグッドコーチになるべく、共に学んでいきましょう。
そして、バスケの素晴らしさを伝えていきましょう!
子ども達のバスケ環境をより良いものにしていってあげるために!皆さんと関わるすべての選手の未来のために!