20年前、NBA熱が冷めていた自分に熱再沸騰のキッカケを与えてくれたヴィンス・カーター。
今年限りで引退を表明していた。
そんな中、コロナウイルスの影響でNBAも無期限中断。
今後どうなるのかはまだわからないのだが、このままシーズン終了となれば
2020年3月12日 ニックスvSホークス
これがヴィンスにとって現役最後の試合になるかも、、、
VINCE FOREVER. pic.twitter.com/e0XNrvbROS
— FOX Sports: Hawks (@HawksOnFSSE) March 12, 2020
ヴィンス・カーター NBAキャリア22年目 現役最年長43才
1998年ドラフト全体5位ウォリアーズに入団
この年はNBAのストライキと言われるロックアウトが起きたり、オールスターが開催されなかったり、
マイケル・ジョーダンが引退したり、など様々な出来事がありました。
ヴィンス自身もドラフト直後にラプターズへトレードで移るも
この年から活躍し、新人王獲得、オールルーキー1stチームに選出と輝かしいスタートを切る。
当時の自分はちょうど高校卒業の年だったかな。
当時はNBAというのもあまりテレビで放送されず雑誌などで多少の情報を得ていましたが、逆に他雑誌の影響でスケボーにはまりバスケはおろそかにw
およそ、その2年後
97年以降は目新しいパフォーマンスが少なくなったことから、2年間開催されなかったスラムダンクコンテストがなんと?!復活!!
2000年 NBAオールスター
うろ覚えではあるが、BSで放送予定だったかな?情報を知り、何気なく見たダンクコンテスト。
衝撃的でしたね!!驚きましたね!!
このスラムダンクが自分にNBA熱を再発させてくれた出来事です!
はたまた自分のバスケへのやる気も蘇らせてくれました!
ありがとう。
このダンクコンテストの印象から『スラムダンカー』としてのイメージが強くなったヴィンスだが、
アウトサイドシュートやボールハンドリングも向上を見せ、
オールラウンダーとしてシーズン中盤から今まで活躍してきました。
ラプターズで6年、ネッツで6年と活躍し
その後はロールプレイヤーとなり、マジック、サンズ、マーベリクス、グリズリーズ、キングス、
そして現在のホークスに至る。
ヴィンスが40才を越えても現役続行したのには理由があると以前どこかで目にした記憶があります。
それは、『我々ベテランはこれからNBAを担っていく若手達に、選手として伝えられることがまだある。若手選手への手本となれるように。』と。
時に若手と競い合い、時には若手にとってお手本となり
若手達との関わり合いが言葉だけでなくプレーを通して、彼らに自分が学んできたことを伝えるものとなっていたのだろう。
全盛期のようなプレイはもう出来ないが、その年その年に応じた役割を果たす努力をし、
チームや仲間のために貢献してきた事が43才まで現役を続けられた要因だろう。
またそんな献身的な人柄からファンからも愛され、今もなお人気な選手なのでしょう。
そして最後に忘れてはならないのが、今年1月に達成した
NBA史上初の1990年代から2020年代の4つの年代でプレーする快挙!
チャンピオンリングこそ獲得できなかったが、
長い年月を選手としてプレイできたのはチームが必要としていた選手だからだろうし
それは1選手として何よりも誇らしい事だと思う。
NBAデビューのシーズンにロックアウトが起き
NBA引退のシーズンはコロナウイルスの問題が起き
と、波乱万丈な経歴
このままNBAのシーズンが中止となり終了すればヴィンスは引退です。
今あるウイルスの問題が早期の終息してNBAのシーズンは延期から再開されれば、またもう少しヴィンスの勇姿が観れるのでそれに期待しておきたいです。
とにもかくにも、一先ずはヴィンス・カーター選手にお疲れ様とありがとうを言いたい。
現役生活22年間お疲れ様でした。
そして自分にまたNBAの魅力を気づかせてくれたこと
それと、数々の感動をありがとう。