はい!グッドコーチになろう企画第3弾♪
今回は『指導力を高める』といったテーマで発信していきます。
(このブログでは著者がコーチ養成講習会や各種研修会などで学んだことをアウトプットしていきます。)
指導力を高める
指導力を高めるためには以下の2つが重要とされているそうです。
重要
①、アスリートセンタードの精神を持った指導
②、バスケットボールの価値を高める
??? アスリートセンタードって?バスケットボールの価値って???
また新たな言葉が出てきましたね。
時代によって色々な言葉であったり専門用語が発案されたりするので、その時その時で学び、覚えていく必要があります。
これもコーチにとっては学びの1つとしてキーワードから覚えていくのは大事になってきますね。
では更にこの2つがどういった意味を持っているのか詳しく紐解いていきましょう。
①、アスリートセンタードの精神を持った指導
アスリートセンタードコーチングとも言われるこの言葉。
その本質は学びを理解すること。これを理解しなければ指導への情熱は空回りしかねない、と言われているそうです。
そしてそもそものアスリートセンタードとは、読んで字の如く、『アスリートや選手を中心に置いて考える』といったこと。
ではこのアスリートセンタードの精神を持った指導に必要とされているポイントを2つ抑えていきましょう。
ポイント
1、指導者としての自己理解
2、LTAD(Long-Team-Athlete-Development)
指導者としての自己理解
▼自分はどのようなコーチなのか
▼自分はバスケットボールの指導に何を求めているのか
→コーチとしての自分を理解する
そもそも自分はなぜコーチになったのか?自問自答から振り返ることが大事とされています。
私利私欲にまみれていないか?自己中心的な考えになっていないか?それがアスリートセンタードへ繋がる考えとなります。
LTAD(Long-Team-Athlete-Development)
LTADとは⇨『長期選手育成理論』
年代に合った指導を行うことが大切。
バスケを始めた年齢から18歳になるまでにいかに成長させてあげられるか、これがLTADの本質です。
ミニバスで優勝することが目的になっていませんか?ゴールを見間違えていませんか?
LTADでのミニバス期に勝利至上主義はもってのほか!必要ありません。
コーチングするその年代に応じてどういった指導が必要か、しっかりと把握していることが大切です。
LTADモデルとしては主に6段階に分けられる
1・FUN damenntal。まずは競技を楽しむことから伝える。
2・Learn training。ここではトレーニングする事を学びます。
3・鍛え方を学ぶTrain to Train。
4・Competition。高校生くらいの年齢になると、競争の観点が入ってきて、勝つことを求める段階に入ります。
5・Professional。プロのように勝つためのトレーニングをするという段階。
6・そして最後はRetire。引退からの再構築。
②、バスケットボールの価値を高める
客観的にみると近年のバスケットボールは価値が上がってきているように見受けられます。
というのも、日本にプロバスケリーグが立ち上がったり、男子日本代表がワールドカップに出場したり、八村塁選手が日本人史上初のドラフト1巡目でNBA入りしたりと。
しかし、客観視しているだけでは何も始まりません。グッドコーチになるためには自分自身や自チームでもバスケの価値を上げる意識や指導が必要です。
ここで必須となってくるのがバスケボールへのリスペクト。
まずはコーチ自身がいかにリスペクトをもってコーチングに臨めているか?感謝や敬意をもって行動できているか?再認識が大事です。
そしてプレイヤーを含めた全ての関係者へのリスペクト。
関係者への啓蒙活動(ものを知らない人に正しい与えて教えて導くこと)
指導力を高めるには手本となれることが大事というわけですね。
まとめ
今回はグッドコーチになろう!vol.3といいことで『指導力を高める』といったテーマでお送りしました。
コーチングの基本としてはアスリートセンタード。選手を中心として指導を行っていくこと。
育成年代においては、選手中心から更にLTAD=長期選手育成理論。年代に応じて適正な指導方法を行うこと。
そして何よりバスケットボールの価値を上げていくことに取り組む。バスケへのリスペクトを忘れずに、コーチ自身が率先して貢献できるようなりましょう。
今一度振り返って、自分自身が忘れてしまっていることはないか?思い出していただき今後の参考になれば幸いです。
みんなでグッドコーチ目指していきましょう!
今回もお付き合いいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう♪