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【バスケ】グッドコーチになろう!【育成年代】

 

今回は『グッドコーチになろう!』というテーマでアウトプットしていきます。(主に著者が講習会や研修会に参加して学んだことを発信)

何回かに分けて書いていこうかな。全部1度に書いていたら長くなりそうだし、そんなに長く集中力を保っていられない人なのでw

というわけでvol.1いってみよう♪


 

とその前に、

そもそも『グッドコーチ』って何?

→簡単に言うとプレイヤーやチームにとって良いコーチって事ですよね。(簡単すぎ?w)

良いコーチかどうかとは客観的に見てということなので、自分自身ではグッドコーチなのかどうかはわかりにくいです。

所属しているチームのコーチ陣に聞いても遠慮してハッキリとした応えが返ってこなかったり、保護者の方々に聞いても気を遣われてこれまたハッキリとした応えが返ってこなかったりすることでしょう。

ですが、チーム内でグッドコーチについてのディスカッションするのは大いに良いことです。機会があれば積極的にコミュニケーション取ってみたいですよね。

ただ、中々時間が取れなかったり、すぐには機会を作れなかったり、とあります。

そこでこのブログを見て皆さんがしっかりグッドコーチを目指せているか?グッドコーチへの学びを忘れていないか?などなど振り返っていただき、参考になれば幸いです。

さぁ皆で一緒にグッドコーチを目指していきましょう!


 

まずこのvol.1で取り上げるのは

『インテグリティ』

このブログにある他の投稿にも何度か登場したり、私のTwitterにもよく登場するキーワード。

 

インテグリティについて

「すべての人のインテグリティは見ている人達に感動を与える」=スポーツの魅力

これがインテグリティがもたらす力ですね。

インテグリティはコーチに限ったことではありません。選手やスタッフにも当てはまり、スポーツの魅力を伝えられる人みんなに当てはまります。

 

さて、ではその魅力を与える力があるとされる、魅力的なインテグリティ、とはいったいどういうものなのか?深掘りしていきたいと思います。

 

インテグリティとは

誠実さ、真摯さ、高潔さ

◆誠実さ=真面目さであったり、真心を持った行動であったり

◆真摯さ=ひたむきさであったり、事を一心に行うさま

◆高潔さ=立派な人柄でけがれないことであったり、私利私欲のために心を動かさないこと

バスケットボールには元々このような価値が備わっている。

まずはこれを忘れることなく基本として取り組んでいくことがグッドコーチへの第一歩ですね。

常のこのインテグリティを持つこと!

 

▼しかしスポーツ界ではこのインテグリティが欠如していることにより不祥事も相次いでいます。

ココがダメ

スポーツ界における不祥事

指導者の問題 ➡(暴力、暴言、ハラスメント等)

プレイヤーの問題 ➡(暴力、賭博、ハラスメント等)

組織・役員・保護者の問題 ➡(ガバナンス問題、暴言、ハラスメント等)

 

大学のアメフトでパワハラからの不正タックルが問題になったり、全日本女子柔道の選手がパワハラを告発したり。

過去にはバスケ界でも育成年代の高校バスケ部で、監督からのパワハラによって主将が自殺してしまうなどといった痛ましい事件がありました。

こういった一連の問題が明るみになったこともあり、日本スポーツ協会ではこれらを無くしていこうといった動きがより大きくなっています。

これからのコーチはこういった問題を起こさないのは当たり前として活動していきましょう。

 


 

 

スポーツインテグリティを脅かす要因は、ガバナンス・コンプライアンスの欠如、自治・自律に対する外部からの圧力、汚職・腐敗、人種差別、ドーピング、八百長・不正操作、反社会的行為、暴力・ハラスメント。

 

 

ではなぜこういった不祥事が起きるのか?

インテグリティを驚かす要因とは?

根本は【勝利至上主義】にあります!

勝つことだけを目的としてしまっている。

 

80年代や90年代、いわゆるバブルと言われた時代。利益を上げている会社は良い会社だと言われていた。(どんなに公害を垂れ流していても、、、)

しかし現代は違い、いくら利益を出していても社会のために貢献できていない会社は良くない会社だ!と見透かされるようになってきている。

まさにブラック企業というものもそれに当たりますよね。

 

同じようにスポーツ界でも過去には『勝っていたら凄いコーチ』とされていたが、しかしそれは『利益をあげていれば良い会社』というのと同じくらい精度の低い評価

時代の変化とともにスポーツ界でも『勝利だけを目的としているチームは見分けられるようになってきた』

今まで見えてこなかったこのインテグリティの精神が時代とともに明るみになってきて、このインテグリティを驚かす要因もハッキリしてきたわけですね。

 

そして勝つことばかりに目を向けすぎて選手たちの健康面や精神面には目もくれず、過度な指導からハラスメント行為に陥り不祥事を起こしていた。

よって勝利至上主義がインテグリティを驚かす最大の要因となっていたわけです。


 

余談

ミニバスでは特にこの勝利至上主義は必要ありませんね!

子ども達の可能性を引き出してあげる事、試合の結果という目先だけのものではなく、育成年代を長期に見てしっかりと成長させてあげることが大事!

 


スポーツ・インテグリティ確保のために

スポーツ庁が求めるものは、指導者に対する教育・研修の強化。

あらゆる機会・場を通じて、指導者に対し暴力等の根絶を始め、守るべきルールや論理に関する理解を深めさせ、フェアプレイによってスポーツの価値を高める責務を認識させること。

そして、指導者には「グッドコーチ」たる資質能力の向上を図ること。

 

 

まとめ

とゆうわけで、今回は『グッドコーチになろう!第1弾』として、

コーチングの基礎の基礎となるインテグリティについてアウトプットしてみました。

 

まとめると、

誠実さ、真摯さ、高潔さ、を忘れることなく取り組んでいきましょう!

目先の勝利や結果にばかり捉われるのではなく、選手ファーストなコーチングに注力しましょう。

そしてより今後は更なる成長が指導者、選手共に出来るように学びを怠ることなく努力していきましょう。

 

 


そんなわけで、次回はグッドコーチvol.2として指導者が学ぶべきこと、学びを忘れてはいけないというのをテーマにアウトプットしていこうと思います。

人間力・指導力・組織力をキーワードに。

 

それでは皆さん、長々とお付き合いありがとうございました。

少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

また次回もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

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takuro

コーチングを独学し始めて10数年、 プロのコーチングを学び始めた昨今、 満を持してU-15カテゴリーのプロコーチを目指し始めました!! 近い将来、地元(田舎)にクラブチーム設立を! 【取得資格】 ・JBA公認C級コーチライセンス ・JBA公認D級審判ライセンス ・JSPO公認コーチングアシスタント

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